• やる気喚起メッセージ
  • 無料体験動画
  • 授業はこちら
  • SchoolOnly
やる気喚起メッセージ
キミのやる気に火をつける!ウイングネット講師からのメッセージ。
2014年センター試験【英語筆記】講評と現高2生へのアドバイス
公開日:2014/02/01
投稿者:市進ウイングネット
2014年センター試験【英語筆記】の出題形式や内容、
そして来年度の受験生である現高2生に向けてのアドバイスを
まとめました。


英語【筆記】 出題形式・内容はこちら

現高2生への学習アドバイス

■ センター試験問題を解いてみよう
 まずはセンター試験の問題を,時間を測って解いてみてください。高得点を取ることが目標なのではありません。今,自分の力がどのくらいか,何が足りないのか,どこをどのように強化していけばいいのか,それを知るために解いてください。それを知るためにはセンター試験の問題はうってつけです。ただし,量が多く,80分で処理しなければならないので,現時点ではむずかしいかもしれません。その場合は,第2問,第6問だけでもかまいません。この2問を35分でやってみましょう。第2問のできが悪ければ,文法力が足りない証拠です。第2問のできが悪いと,第6問もあまり期待できないでしょう。長文読解力は,文法力が前提になります。

■ 「センター試験は教科書レベルの学習で十分」か?
センター試験は確かに私大難関校や国公立個別試験に比べればやさしく見えますが,案外取りこぼしが多いのです。その理由はいろいろありますが,なかでも,時間のわりに問題量が多く,「初めての大学入試」というプレッシャーもあって,時間配分を誤り,解き終わらない生徒が続出する。つまり,速読力が必要になるという点に注意が必要です。もっとも私大難関校ではさらにスピードが要求されますから,センターを楽にこなせる速読力・速解力めざす学習が必要になります。

■ レベルアップ,とさらにその先へ
 受験勉強をこれから開始する人は,まずは英語がどのように組み立てられているかをしっかり理解すること,つまり,文法を理解することから始めて下さい。ただ暗記するだけではいけません。単語と単語,品詞と品詞がどのように並べられると,どんな意味になるのかを「わかる」必要があります。文法には「わかる」文法と「覚える」文法があって,どちらも大切ですが,「わかる」のレベルをクリアしないと,ただ「覚える」だけでは学習法としては不完全です。

もちろん,単語も増やしていって下さい。その際,発音をしっかり身につけること。発音できない単語は覚えることもできません。最低10回は音読して下さい。意味を覚える時は品詞も正確に。explainは「説明」という名詞ではなく,「説明する」という動詞です。そこをいいかげんにしてしまうと,英語は上達しません。

 読解力をつけるにはどうしたらいいでしょう?もしかして,単語の意味と意味を「なんとなく」つないでいく,という読み方をしていませんか。それでは永久に「なんとなく読めた気がする」というレベルから抜け出ることができません。文の構造を理解する力,つまり,「わかる」文法の力があってはじめて文というものがどういうふうに作られているのかが理解できるようになります。そして,文法・単語・熟語などすべての英語力を,足並みを揃えて伸ばしていかないと,読解力はつきません。読解力は総合力なのです。読解力向上のための勉強は,文法力と単語力を土台にしつつ,さらに授業を通じた精密な英文理解と,音読による反復練習によって多くの英文を自分のものにしていくというプロセスをたどります。さらには,「英語を読む」力だけでなく,「英語を通じて内容を理解する」力も養成しなければなりません。いかに読解学習のこつ,手応えとリズムをつかんでいくかが,勉強の大きな壁になるでしょう。

■ スタートダッシュ!
 さあ,さっそく入試英語の世界へ飛び込みましょう。けっしてやさしくはないけれど,がんばれば必ずその結果がついてきます。受験勉強はつらく苦しい灰色の世界ではありません。新しい自分を見つける場所,新しい自分を作り上げる場所です。まずこのセンター試験問題をその入口だと考えてみましょう。

<< < 2014年2月 > >>
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
>>今月を表示