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ウイングネット生の悩み相談室 2015年第5回
公開日:2015/07/01
投稿者:舩倉淳

ウイングネットで頑張っているみなさん、こんにちは。カンフェリーのフナクラです。今回は、高校1年生からの相談です。

 

今回の相談


県立高校野球部1年生です。部活が週6日あり、超ハードです。1学期の間は、週2日、部活の後に塾によって、ウイングネットの授業を60分ずつ受講していました。正直、かなりきついです。部活を引退するまでは部活に専念してしまおうかとも考えているのですがどうでしょうか?


塾での勉強は絶対にやめてはいけません。きつくてやめるということは、やめてしまえばその時間は確実に休息に充てられることになるでしょう。ということは、その分学習時間が減るということです。どのくらい減るのかというと、高1の今年度の残り授業分数が60分×38回=2280分(講習時授業を除く)、高2の来年度の授業分数が70分×68回=4760分(同じく講習時授業を除く)、高3の1学期分の授業分数が80分×30回=2400分、合計で9440分を失うことになります。

さらに、独学で授業と同じ学習効果を上げようと思ったら、一般的には、2~3倍の時間を割く必要があると言われます。ということは、現状の学力を維持しようと思ったら、9440分×3で28320分(時間に直すと472時間)を費やす必要があります。しかし、週2日120分の授業すらきつくて無理なのであれば、当然そんな学習時間を確保することは不可能でしょう。となれば、結果はひとつ。今より確実に学力が下がります。

では、その下がった分を挽回するには、どうしたら良いと思いますか?これも答えはひとつです。本来学ぶべきであった学習内容を、本来費やすべきであった学習時間を、高3の夏に部活を引退してから、通常の学習時間に上乗せしてやるしかありません。合格のために必要なことは決まっていますので、途中に休んでいようが、途中から始めようが、抜けている部分は必ずどこかでつじつまを合わせなければいけません。しかし、引退後、入試までは半年ありません。はたしてそれは可能なことなのでしょうか?

はっきり言います。ほぼ不可能です。

高校受験の時のような感覚でいたら、痛い目を見ます。求められる次元が違いすぎます。部活を引退してから頑張って志望大学に合格した先輩の武勇伝を聞いたことがあるかもしれませんが、もしその先輩が高1から頑張っていたら、さらにレベルの高い大学に合格できていたはずです。

さきほども言いましたが、塾で学習していけば、独学の3分の1の時間数で学習効果を上げることができます。さらに、ウイングネットは映像授業なのですから、いつ受講するのかの融通も利きます。部活と「受験勉強」の両立をするために、塾は絶対的に必要なものです。トータルでやらなければならないことが変わらないなら、「今頑張る」ことが最善の方法です。夏前の今が体力的にも一番きつい時期です。夏を超えれば体力も増し、部活と塾の両立も、もっと楽にこなせるようになります。

今が踏ん張りどころです。将来の自分のために、部活も勉強も力の限り頑張りましょう。

 

 

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