

ウイングネットで頑張っているみなさん、こんにちは。カンフェリーのフナクラです。今回は、今回は、秋に推薦入試を受験する予定の高校3年生からの相談です。
今回の相談
こんにちは。生徒会で副会長をしている高3です。前期の成績が返ってきて、評定がクリアできていたので、公募推薦を受験しようと思っています。一応、「書類審査」「面接」「小論文」の試験が11月にあるみたいなんですけど、対策って必要ですか?推薦入試を受けられることになり、今、めっちゃホッとしています。
こんにちは。結論から言うと、対策は必要です。公募推薦は「落ちる可能性のある入試」です。周りが対策をしてきている以上、当然、対策をしていなければ「落ちる」可能性は高くなってしまいます。ちなみにこれは、A.O.入試の場合も同様です。「書類審査」「面接」「小論文」ともに、しっかりと対策をとってください。
多くの大学で「書類審査」として「志望理由書」の提出を要求されます。志望理由は面接でも聞かれる可能性が高く、かなり重視されます。志望理由がひどい場合、指定校推薦でも落ちることがあるくらいです。また、「小論文」もきちんとした対策が必要です。そもそも「小論文」がどのようなものか解っていない人も多くいます。私も答案を見る機会がありますが、小学生の「感想文」のようになってしまっているものもあります。これでは、読んですらもらえないでしょう。
ちなみに、「志望理由書」と「小論文」に関しては、「ウイングネット」の講座が設定されています。講義だけでなく、添削を受けることも可能ですので、この夏に対策をスタートしてください。秋になってからでは間に合いませんよ!どんどん書いて練習してください。
「面接」に関しても、やはり「練習」が必要です。「声の大きさ」「あいさつ・おじぎの仕方」「身だしなみ」など、高校の先生などにチェックしてもらうべきでしょう。また、受け答えの中身については、「双方向質問室」のシステムを利用して、私(フナクラ)が指導することも可能です。くれぐれも、ぶっつけ本番にならないようにしてくださいね。
最後にもうひとつ、「対策」とは少し趣旨が異なりますが、推薦入試・A.O.入試の注意点を述べます。それは、「入学後の学習・研究」に耐えうる学力を身につけておくことを忘れないようにということです。近年、推薦入試やA.O.入試で入学した学生が、入学後についていけなくなって留年したり退学したりするケースが増えています。もしそれが、指定校推薦での入学だった場合は、出身校が「指定校」から外されることにもなります。こうなった場合は、二度と「指定校」になることはないでしょう(数十年たっても排除されているケースもあります)。
つまり、推薦で入学するという事は、入学後も成績優秀であることを求められるのです。ですから、合格が決まった後も、入学後の研究・学習に関連する科目に関しては、せめて教科書レベルくらいは理解しておく必要があります。おおまかに言うと、理系であれば「数学」「理科」、文系であれば「英語」がその科目にあたるでしょう。映像授業としては、「数学」「理科」は「ベーシックウイング」、「英語」は「ベーシックウイング」の他に「TOEICテスト対策講座」などがあります。合格が決まった後で構いませんので、入学までにやっておけると良いでしょう。
ということで、まだホッとするには早過ぎます。少なくとも「合格通知」が届くまでは、決して気を緩めてはいけません。最後まで気を抜かずに頑張りましょう!